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手続き

販売店ナンバーの役割と注意点

売り場独自の番号札、正式には『回送運行許可番号札』と呼ばれるものは、車を造り、売り、運び届ける仕事をしている会社に対し、国の運輸局の長が渡す特別な番号札です。この番号札は、売り場が車を売るときや、修理工場へ車を運び届ける時などに、一時的に車に付けて公道を走れるようにするものです。白い地に赤い枠のデザインが目印で、普段は『売り場番号』や『仮の番号』と呼ばれることもあります。 この売り場独自の番号札をもらうには、運輸局に頼みを入れて、決まった基準を満たすことが必要です。例えば、車を売ったり修理したりするためのちゃんとした建物や設備を持っていること、車の運行管理の仕組みが整っていることなどが求められます。ちゃんとした設備とは、車を保管するための場所や、修理するための道具などが挙げられます。また、運行管理の仕組みとは、誰がいつどの車を運転するかを記録し、管理する体制のことです。 さらに、売り場独自の番号札を使う際には、運行記録を作り、きちんと管理する義務があります。運行記録には、いつ、どこからどこへ、誰がどの車を運転したかといった情報が細かく記されます。これは、事故などが起きた際に、原因を調べたり、責任の所在を明らかにしたりするために必要なものです。これらの決まりを守ることで、売り場は安全に、そしてスムーズに車の回送を行うことができます。もし、これらの決まりを守らない場合は、罰則が科される場合もあります。安全な運行を維持するために、売り場独自の番号札の交付には厳しい基準が設けられているのです。 このように、売り場独自の番号札は、車の販売や修理を行う上で欠かせないものです。この制度があるおかげで、私たちは安心して新車を購入したり、車を修理に出したりすることができるのです。