荷台の広さを知ろう!
荷物を運ぶための空間、荷台の寸法は、トラックを選ぶ上でとても大切な情報です。この寸法は、販売資料や説明書などに必ずと言っていいほど書かれています。普通は、荷台の長さ、幅、高さの三つの数字で表されます。例えば、「長さ2000ミリメートル×幅1500ミリメートル×高さ400ミリメートル」といった具合です。
ところで、この数字、何を測ったものかご存知でしょうか。実は、荷台の外側の寸法か、荷物の積める空間の寸法か、二つの測り方があるのです。外側の寸法とは、荷台の一番外側の部分の長さを測ったものです。つまり、荷台の一番外側の枠組みの長さです。一方、荷物の積める空間の寸法とは、実際に荷物を置くことができる部分の長さです。タイヤを覆うカバーの出っ張りなどを除いた、荷物を置くことができる平面部分の寸法です。
荷物を運ぶ場面を考えてみましょう。大切なのは、荷物の積める空間の寸法です。外側の寸法だけで考えてしまうと、荷物が思ったよりも大きく、荷台に入りきらないといった困ったことが起こるかもしれません。特に、タイヤを覆うカバーの出っ張りが大きいトラックでは、外側の寸法と荷物の積める空間の寸法に大きな差が出ることがありますので、注意が必要です。荷物の大きさを正しく測り、荷台の寸法と見比べることで、荷物を無事に運ぶことができるでしょう。荷物の積める空間の寸法は、販売資料や説明書に「有効寸法」や「内寸」と書かれていることが多いので、購入前にしっかりと確認するようにしましょう。