マニュアルシャフト

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機能

ニュートラル表示の役割

車を安全に動かすためには、エンジンをかける前に必ず変速レバーが中間にあるかを確認することが大切です。これは、うっかりギアが入ったままエンジンをかけてしまうと、車が急に動き出し、思わぬ事故につながる可能性があるからです。 その確認に役立つのが、中間位置表示灯です。これは、変速レバーが中間の位置、つまりどのギアにも入っていない状態にあることを運転者に知らせるための表示灯です。この表示灯が点灯していることを確認してからエンジンをかけることで、車が急に動く危険を避けることができます。 中間位置表示灯は、運転席周りの計器盤に表示されていることが多いです。表示方法は車種によって様々で、Nの文字が点灯するものや、緑色のランプが点灯するものなどがあります。自分の車がどのような表示方法なのか、取扱説明書などで事前に確認しておくことが重要です。 また、オートマチック車の場合、ブレーキペダルを踏まないとエンジンがかからない仕組みになっている車種も多くあります。これは、うっかりギアが入ったままエンジンをかけてしまう事故を防ぐための安全装置です。ブレーキペダルを踏むという動作は、運転を始めるための準備として意識づけると良いでしょう。 安全な運転は、小さな確認から始まります。エンジン始動前のひと手間で、自分自身だけでなく、周りの人々の安全も守ることができるのです。中間位置表示灯の確認を習慣づけて、安全運転を心がけましょう。