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エンジン

車の心臓、エンジンの乾燥重量とは?

動力源である機関の乾燥重量とは、機関単体の重さを示す言葉です。これは、機関の設計や車両全体の性能を考える上で、とても大切な数値です。乾燥重量には、冷却用送風機や空気清浄機といった、機関の働きに欠かせない装置も含まれます。しかし、機関油や冷却水などの液体、それに、放熱器や消音器、一部の空気清浄機、潤滑油を入れる容器などは含まれません。つまり、機関を動かすために必要な最小限の部品の重さが乾燥重量となります。 もし、機関と一体となっている部品、例えば動力伝達装置や変速機がある場合は、それらを含めた重さを示し、説明を加える必要があります。この乾燥重量は、車両の設計において重要な要素です。乾燥重量が軽ければ軽いほど、使う燃料が少なくなり、走る性能も良くなります。そのため、車両を作る会社は、機関を軽くするために、日々新しい技術の開発や改良に取り組んでいます。 機関の乾燥重量は、国際的な単位で表すと乾燥質量と呼ばれます。これは、機関の性能を評価する上で重要な指標の一つです。乾燥重量は、車両の全体の重さにも影響を与え、加速やブレーキの性能にも関わってきます。また、乾燥重量が軽いと、車両の重心も低くなり、走行時の安定性も向上します。このように、乾燥重量は、車両の様々な性能に影響を与えるため、車両開発においては非常に重要な要素となっています。